今週、NvidiaがDLSS 5を発表した直後からネット上では「ただのAIスロップフィルターじゃないか」という批判が噴出。これに対しCEOのジェンスン・フアン氏はライブイベントで「みんな完全に間違っている」と一蹴し、「フレームレベルのポストプロセッシングではなく、ジオメトリレベルでの生成的なコントロールだ」と強調した。
ところが、Nvidiaの「GeForce エバンジェリスト」ことマーケティング担当のジェイコブ・フリーマン氏が自らその主張を崩してしまった。ゲームハード系YouTuberのダニエル・オーウェンズ氏に「DLSS 5は実質的に2Dフレーム+モーションベクターを入力として出力フレームを生成しているのでは?」と聞かれたフリーマン氏の回答は「はい、DLSS 5は2Dフレームとモーションベクターを入力として受け取ります」とあっさり認めるものだった。
つまりフアンCEOが「ポストプロセッシングではない」と主張した技術について、社員が「1枚の2Dフレームを解析して処理している」と明言したかたちになる。Nvidiaは今後この矛盾についての説明を求められることになりそうだ。DLSS 5の実力や透明性への疑問は、まだまだ続きそう。