2025年のGOTY候補作『Kingdom Come: Deliverance II』の英語翻訳・編集・ボイスオーバーディレクターを務めたMax Hejtmánekが、2026年3月27日に突然解雇されたとRedditのr/kingdomcomeサブレディットで告白した。Warhorse Studiosから「会社の効率化とコスト削減のため、来月以降は全翻訳にAIを使用する方針に切り替える」と告げられたという。サブレディットのモデレーターが本人確認済みで、LinkedInも「2026年3月付けでWarhorse退職」に更新された。
Hejtmánekは2022年から同スタジオに在籍し、チェコ語→英語の翻訳・編集を担当。事前の予告なく呼び出され即日通告という形での解雇に「大きなショックを受けた」とコメントしている。AI翻訳の導入が社内で議論の俎上に上がることは過去にもあったが、「自分の仕事は評価されているから大丈夫」と楽観視していたと語っており、突然の決定に対する無念さがにじみ出ている。
ゲーム業界全体でAI活用による人員削減が加速するなか、ローカライズ品質に直結するプロの翻訳者がAIに置き換えられるという事例として大きな波紋を呼んでいる。Kotakuはwarhorse Studiosにコメントを求めたが、記事執筆時点では回答は得られていない。