『Greedfall: The Dying World』がSteam正式リリースからわずか2週間も経たないうちに、開発元のSpidersが支払い不能に陥り破産申請を行った。同じくNacon傘下のKylotonn(WRCシリーズ)とCyanide(Styx: Blades of Greed)も同週に相次いで同様の手続きを取っており、AAスタジオ3社が一気に経営危機を迎えるという異常事態となっている。
フランスのゲーム業界労組「Syndicat des Travailleureuses du Jeu Vidéo」はNacon経営陣を名指しで批判。「数年にわたる経営失敗と戦略の欠如が、買収前まで存続可能だったスタジオを破壊した」と声明を発表した。採用・昇給の全面凍結など場当たり的な対応が続いた末に、スタジオの資金を数千万ユーロ単位で食いつぶした責任はNaconトップにあると断じている。
Nacon自身も直前にフランスの裁判所で債務再編手続きに入っており、グループ全体が崩壊寸前の状態だ。『Greedfall』シリーズや『WRC』など、長年ファンを持つIPを抱えながらも、その未来は現時点で極めて不透明な状況となっている。